タロットカードを購入するときの選び方

近年では占いブームも相まってか、タロットカードの種類も以前より非常に多くなっています。
一言にタロットカードと言っても絵柄が違ったり付属するカードの枚数が違ったり、大きさが違ったりとそれぞれ違う部分がありますので、特に初心者の方はどれを買えばいいのか分からないなんてことに陥りがちです。

初めてタロットカードを購入すると言う場合、まずはベーシックなウェイト版と呼ばれるタロットカードがおすすめです。
ウェイト版は大アルカナ、小アルカナ、つまり全てのカードに絵柄が描かれているため、その絵柄から意味を解釈しやすく、初心者の方でも扱いやすいものとなります。
もう一つ作家の違うマルセイユ版と呼ばれるタロットカードがあります。こちらは絵柄の描かれていないカードがあったり、ウェイト版と作家が違うため異なる解釈となるカードがあるなどウェイト版と異なる部分があります。解釈に関してはマルセイユ版の方が複雑になっていたりしますので、マルセイユ版はウェイト版でタロットに慣れてから扱うようにするのがいいでしょう。

また、カードは大アルカナと小アルカナに分かれて売られていることもありますが、初心者の方はこれら全てが揃ったカードを購入するのがおすすめです。
タロット占い自体は大アルカナがあれば行えますが、後から小アルカナだけ欲しいとなってもなかなか見つからない場合があります。
大アルカナのみから始めようと思っている方でも、できるだけ揃ったものを購入しておくのがいいでしょう。

タロットカードはサイズがミニ、スタンダード、グランデと3種類あります。これについては手の大きさなどにもよりますが、一般的に扱いやすいのはスタンダードサイズとされていますので、特別な理由がない限り悩んだらスタンダードサイズを手にしてみてください。

そしてこれからタロットカードを学ぶと言う初心者の方は、日本語の解説がついているカードを選ぶのがおすすめです。
最近ではタロットカードの解説本とカードがセットになって販売されていることも珍しくありませんので、そうしたものを選ぶと勉強もしやすくなると思います。